結婚式の準備で非競争の弊害を実感しました。 ~①衣装室レセイエにて~

私事ですが、先日、明治神宮で結婚式を挙げました。天候にも恵まれて、多くの人に参加していただき無事に式を終えることができたのでほっといたしました。

それにしても、結婚式の準備というのは大変なものでした。
式場選びから始まり、ウエディングドレス、式場装花、クロス、音楽、司会者、写真やDVDの選択、引き出物、出席者の把握とテーブルの席決め、全体の流れなどなど決めることが山ほどあります。そのほかにも招待状の作成や生まれてからの出会いまでの写真の選択、DVDの作成(依頼)などもあり、式が近づくにつれて毎週の土日はこれらの決定と式場や司会者との打ち合わせでほぼ埋まっていくことになります。

そんななか、明治神宮・明治記念館という場所での結婚式の準備で感じたことがありました。まず、全体を通して打ち合わせをした明治記念館の方は非常に丁寧で、話もうまく、スムーズに打ち合わせをすることができ大満足でした。さすが、明治記念館という印象でした。

一方で、明治記念館に付随したところで、おや、と思うことがありました。
1つはウェディングドレスの貸し出しなどをしている衣装室レセイエのおばちゃんの対応であり、もう1つは明治記念館と引き出物などで提携をしている伊勢丹のブライダルサロンの対応でした。
どちらも、接客業としてあまり感じがいい、という印象はありませんでした。そして、どちらも対応が悪いのは40歳以上のおばちゃんでした。
レセイエの中でも若い人のほうが感じがよかったです。

さて、衣装室レセイエではこんなことがありました。

奥さんが白無垢を着るときに頭を綿帽子にするか角隠しにするかを決めるために、試着をすることにしました。この試着だけでも5,250円かかるのですが、どうやら綿帽子を試着するときにサイズがちょうどいいのがなかったらしく、大きいサイズでの試着になりました。実際、試着をしてみると綿帽子の頭が大きすぎて、それに対して体が細いこともあってアンバランスで非常に不恰好に感じました。

しかし、その時はサイズが大きいとは気づかずに帰路につきました。その帰り際に奥さんと話していたら、頭につけるときに係りの人たちがひそひそ、と
「あれ、これ大きいかしらね。」「本当だ、こっちはどう。これも同じね・・・、しょうがない、これでやりましょう。」みたいなことを話していたらしいです。

それを聞いて、初めてサイズが大きいことを知りました。
それにしても、試着がただならともかく、そこでお金を取っておきながらちょうどいいサイズを置おいていない。さらに、たまたまなかったのは仕方ないとしても、サイズが違う旨をお客に伝えようともしないで、うやむやで終わらそうとする。
この態度はいかがなものでしょうか。まったく、お客のことを考えていないし、そういう社員教育もできていないレセイエというのは問題だなぁ、と感じました。

もちろん、苦情を言って、ほかの日にちゃんとしたサイズでの試着をもう一度させてもらったのは言うまでもありません。それでも、結局、忙しい中、もう1日余計に足を運ぶことになってしまい、やれやれでした。

つづき・・・

(2012/7/25 S)

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