顧問先紹介会社と面談をしました。 つづき・・・

さて、この話、うまい話なのか、どうなのか、なのですが。

こちらからお金の持ち出しはない、というのはいい話なのですし、顧問先を紹介してくれるのは、もちろんいい話です。ただし、6年リースをどう考えるか。

そこで、総額で考えてみました。
サービス提供料まで含めた6年リースと考えると
月5万×12ヶ月×6年=360万円
提案された複合機の定価をみると170万円

って、ことは差額は190万円

これが、顧問先の紹介料に該当することになると。
(そもそも、複合機を定価で買うことはないのでもっと差額はあるはずですが。)

さて、契約書では最低6件の紹介をするとのことでしたが、これを6件で割ると
約32万円
安めの月2万円の会社を紹介されたとすると16ヵ月分の紹介料となるわけです。
こ、これは高い。(と、私は思いました。月3万のところなら11ヵ月分ですが、それでも・・・。あとは紹介料に対するその人の考え方でしょうが。)

そりゃ、そうか、A社では顧問料6ヶ月も無料でお客を集めているわけだから、それ以上の期間の紹介料相当分がないと相手はもうからない、というわけです。

ところで、顧問先を紹介できる税理士先生がいなくて困っているようなことをいってましたが、はたしてどうなのか。例えば、6件紹介してくれると言ってましたが、3件以上、月5万円以上で相手先はもう、月5万円がもうかる仕組みです。
そうすると4件目からの紹介意欲というかモチベーションはA社側にはわかないでしょう。
A社としては4件目を紹介するより、次の税理士先生に3件を新たに紹介して複合機を導入してもらった方がもうかるわけです。

紹介会社からの紹介は最初の2、3件だけで、あとはお金だけ取られたなんて話も聞いたことがあります。A社の場合4件目を期待しないほうがいいか、あらかじめ、6件紹介されてから支払いが始まるような契約に交渉をしないと税理士側にとっては割が合わない契約になる可能性があります。

ということで、この案件は丁重にお断りをさせていただきました。

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