「長期黒字経営の真髄」についてご講演いただきました。
7月15日、昭和測器株式会社の鵜飼社長を招いて「長期黒字経営の真髄」についてご講演いただきました。
鵜飼社長は大昔は利益第一主義でやっていたが、今は人を大切にする企業づくりをしており、社内理念の浸透や、信頼関係を大事にしており、平均離職率実質ゼロ、産休育休後の職場復帰率100%といった素晴らしい会社の環境を作っていました。
また、それを実現するための会社の経営や自身については厳しく律しており、財務体質は自己資本率80%超という今日の数字をだしています。
商品の企画、開発に力を入れており、全売上額の50%を目標に既存商品ではなく特注品、開発品の売上に充てるように心がけているそうです。
この特注品、開発品の割合を増やすことで、新たな技術の開発に役立っているそうです。
この結果、振動の測定というニッチな分野でNO.1のシェアを取るという、オンリーワン経営を可能にしていることが黒字経営の基礎となっているようです。
その他、個人的には今はうまくいっているという気のゆるみが命取りになる。常に次は何をするかを考える必要がある、などのお言葉はドキッと致しました。
全ては書ききれませんが、長年にわたって黒字経営を出し続けてきた鵜飼社長のお言葉はどれも心に響くものでした。
今後の経営や相談に行かせていきたいと思いました。