法人設立のメリットの具体例
(1)会社の利益が500万円の場合
①個人事業主 青色申告控除65万適用 親族なし
所得税 (5,000,000-650,000-380,000)×20%-427,500=366,500円
住民税 (5,000,000-650,000-350,000)×10%=400,000円
事業税 (5,000,000-2,900,000)×5%=105,000円
合計 871,500円
②法人 役員報酬500万円 控除後の利益0円
〈会社〉
法人税・法人事業税 0円 法人住民税70,000円 小計70,000円
〈個人〉
所得税 (5,000,000-1,540,000-380,000)×10%-97,500=210,500円
個人住民税 5,000,000-1,540,000-350,000)×10%=311,000円
個人事業税 給与所得のためなし
小計521,500円
〈会社〉+〈個人〉=591,500円
よって、①-②=280,000円 法人を設立したほうが得である。
(2)会社の利益が1,000万円の場合
①個人事業主 青色申告控除65万適用 親族なし
所得税 (10,000,000-650,000-380,000)×23%-636,000=1,427,100円
住民税 (10,000,000-650,000-350,000)×10%=900,000円
事業税 (10,000,000-2,900,000)×5%=355,000円
合計 2,682,100円
②法人 役員報酬500万円
〈会社〉
法人税 5,000,000×18%=900,000円
法人住民税 5,000,000×3.1%+70,000=225,000円
事業税 4,000,000×5%+1,000,000×7.3%=273,000円
小計1,398,000円
〈個人〉
所得税 (5,000,000-1,540,000-380,000)×10%-97,500=210,500円
個人住民税 5,000,000-1,540,000-350,000)×10%=311,000円
個人事業税 給与所得のためなし
小計521,500円
〈会社〉+〈個人〉=1,919,500円
よって、①-②=665,100円 法人を設立した法が得である。
以上、メリット①について具体的に記載しましたが、そのほかのメリットも含めて考えると、継続的に事業を営む予定であり、かつ、ある程度の売上を稼げるのであれば会社設立したほうが有利になりますので、一度、具体的な金額で試算をしてみるといいかと思います。弊社にても初回は無料相談ができますので、詳細を試算したい人は是非一度お問合せいただければと思います。
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